ソウグウ

　なんだかちまちま降るばかりの雨に、ちょいと水の心配を始めたうるきです、こんばちー。

　なので、少し雰囲気を雨っぽく・・・。　こないだの蒼い月も好きだったのだけど、少し崩れるので・・・。
　うーん、自分で作りたいなー、なんて無謀な事を考えてみたりみなかったり。

　朝夕がめっきり涼しくなって、なんだか鈴虫まで鳴いて、あら？　夏終わり？　な気分ですがー、ところがぎっちょん、インテが終わるまで夏は終わらない。

　来週の今日辺りはイベレポとかしてんのかしら、自分。
　で、今日の仕事場で遭遇した黒光りする虫（気付け）についての話。

　そんな言う程の事ではないが、嫌いな人もいるだろーし、続きに・・・。

　そういえば、ジャンプは合併だったんだね。本売り場になくってあらら？と思い、帰って先週号見て気づいた、遅っっ！
　あっ、するってーと何か？　こん布ちゃんのハブられ愛染さん！（勝手に命名）が見えないじゃんっ！！
　密かに楽しみにしてたのにーーっ！　あの絵はとても良いものだ！！
　うぬ、大人しく来週までお預け食らおう。

　本日、昼食後。仕事が午後戦に入った時の事じゃった。
　うるきがぺそぺそと伝票打ちでパソコンに向かって作業していると、川の向こうから（もういいか、止めた）、バックヤードからアルバイトちゃんの叫び声。

　「うるきさーんっ！　ゴ○○○が出ましたーーーっ！」

　そんなん大声で言うなやっっ！　てか報告に来なさんなっっ！！

　「え？　で？」

　うるきにどうしろと？？　いや、ま、アルバイトちゃんからすれば年上なんですがね、ワタクシ。たぶん助けを求めてるんだろうけど、シラをきる。

　「やっつけてください！」

　そんな期待した眼差し向けんでください・・・。　とりあえず、援軍は？と辺りを見回すが誰もいない。うるきの出番ですか、そうですか、めそり。　一応、うるきさんも女の子なので、出来れば○キ○○とかはカンベンして頂きたいのですがね、仕事モードだと何でも出来ちゃう感じなんすよね、えぇ、ネズミの始末を平気でするくらい。

　しかたないなぁ、と重い腰を上げ。どこにいるのか聞いてみれば、ダンボールを捨てるカゴ車の下に潜り込んだらしく、更に聞いてみれば、あの紙とかに居ついちゃう小っちゃい薄茶色のヤツじゃなくて、そこ等辺に出没するあの黒くてデカい方らしい、マジカンベン！！！

　そろそろとカゴ車をのければ、あぁ居やがりましたよ！　○○ブ○がよっっ！！　じーっと身動きせず、触覚だけふよふよと動いておりますが。　あー、生きてるんだー。いっそのこと虫の息とかなら簡単だったものの。
　
　殺虫剤もそこら辺にないし、今から事務所に取りに戻っていなくなるとやっかいだし、何か武器になるものは・・・、とあたりを見回して・・・。　

　目の前にあるじゃんっっ！！！　紙の王様ダンボールがよっっ？！

　ここでうるきの脳内にある等式が並びます。

　○○○リ＝ダンボール＝見敵必殺（さーちあんどですとろい）＝撲殺にんじんソード＝・・・・

　Ｇ★Ｊｏっっっ？？！！　

　そう、我等が撲殺職人、Ｇ★Ｊｏの姿が脳裏をかすめっ！！
　そして一枚のダンボールを手にとり、（Ｇ★Ｊｏ！　オラに力をっ！！）とありったけの力を込めて、ゴ○○○に振り落とす！！　ぱしーんっ！と良い音を立てて床に叩き付けられるダンボール、否、最強の盾・・・。が、通りかかった定職さん。

　「え、潰れたの？　潰したの？　中身、出ない？」

　あーーーーっっ？！　やりすぎたーーっ！

　「あ、いや、ホラ、でも、もしかしたら、大振りすぎたから逃げたかも、よ？」

　と、期待したいようなしたくないような感じでそろりとダンボールをめくりましたら。
　再び、居やがりました・・・。　どんくせぇな、この○キ○○・・・。うるきに殺られるって、どんだけだよ。
　とはいえ、ちょっと潰れてぴくぴくしてる位で、中身ぶちまけまではいかなんだ、ほっと一安心。

　「あー、ちりとりと新聞持ってきます・・・。」

　そんで、ちりとりとほうきでぺしっとすくい新聞紙に放り、ぐしゃぐしゃーっと足でちんまくしてゴミ箱へぽい。
　とりあえず、飛ぶとかっつー技を出した○○ブ○と空中戦はしなくて済んで良かった。
　
　まぁ、売り場に出なかっただけ良いわ、うん。
　また一つ大人になったうるきでした。

　どっとはらい。