アシタハヤスミ

　いえーぃっ！　久しぶりの休みだぜぃ。つーても４日振りなくらいですがね、うるきです、ばんちー。

　それでもっ、貴重な休みっっっ。　明日休んだ後は色々目白押しです、仕事が！　切羽詰って？！　えーえー、中学生だの高校生だの職場体験が入りーの、お客さんとのふれあいイベントみたいなのがありーの、歓送迎忘年会がありーの・・・。あれ？　盆正月が一片に来た感じ？？

　よし、エネルギー補給しよう。
　そんで、今更ながら、ちょいと忘れがちになってた「ＯＯ」の感想なんぞ上げてみるんだＺＥ！！

　興味のある方だけれっつごー。　ほんっっと、呆れるくらい私的考察ですけんっ。

　タイトル、戦う理由。
　それぞれに思うトコロがあって、ＣＢに存在している。それが少し分かった回。

　・初っ端からモノクロ、アレルヤ子供時代・・・。
　術後に包帯巻かれてるちびアレ。　そして、呼びかけるマリー。その虚ろな瞳と、温かな声。そしてそれを監視する研究者達。アレルヤとマリーの出会い全てが仕組まれていたとするならば、これほどまでに悲しい出会いはないと思う。全ての記憶を失って、初めて出会った、人。

　・名前。
　なんだか、あっさりと決めちゃった名前。それでもアレルヤにとっては自分を示す、たった一つの名前。

　・マリナ姫。
　捕らえられていた時の服なんだろうけど。存外に似合っているような・・・。姫様は何でも着こなせる！
　やはり姫は姫だ。　たとえどんな状態であっても、毅然とする姫は大好きです。　ラサーが亡くなって、きっと辛かったんだろうな。　それでも姫であろうとして、姫でなければならなかった。側近のシーリンがいなくなって一人で戦ってたんだろうなぁ。

　・ミレイナちゃん。
　どうやらコノコはとんでもねぇ！！！　いや、ずばずば聞けちゃうトコロとか、大っ好きだけどさ！　イアンパパ・・・。どんな育て方をっ？！　いや、恋人ですか？　と聞かれて、「違う」「違います」とハモるせっさんと姫もだけどさ。　乙女の感とかって、ミレイナちゃんっ！　

　・ロックオンらしく。
　カワイイ教官に教えられたのか、擬似演習を一人こなすライルさん。「兄さんのようにはいかないなぁ」って呟きが自嘲の様な。やっぱりこの人はこの人なりにニールの事を思ってたのかな。

　・フェルトー。
　前より感情表現とか、行動とか、すごく素直な感じに見えるフェルト。やっぱりこの４年間、フェルトも色々あったのかなって思ったり。空気読めないのか、読まないのか、小さな親切大きなお世話みたいなハロ！！　いや、機械だからそんなもんだろうけど・・・。　あれ？　黄ハロって、もっと賢くなかった？！

　・「俺は兄さんじゃない。」
　でも、それを選んだのは、紛れもない貴方だ、ライル・ディランディ。
　その言葉で、たぶん、ニールを思い出してるフェルト。うん、分かってるんだよね、ライルはニールじゃないって。でもその面影がどうしようもなく、ニールを思い出させる。否応なしに４年前へと記憶を遡らせる。　違うと思っていても、頭で理解していても感情が伴うのはとても難しい。
　だから、ライルの行動が悪いとは思わない。でも、良い方法だとは思えない。なんだか、あてつけの様にも見えて。ニールと反対の事をしたからってライルが確立するワケでもなし。自分の首を絞めるだけなのに。見えない壁を作って、周りを拒絶して、仲間に入りきらないのは、やっぱりＣＢを恨んでいるから？　憎んでいるから？　カタロンがあるから？　戻れなくなるから？

　・大佐ーーっ！！
　アロウズの中にあっても己の意志を曲げない貴方がスキーっ！！　そしてスメラギの存在に気付き始めた大佐。うーん、年齢的には合わないけれど、やはりエイフマン教授辺りの繋がりかしら？

　・ぶっ、ぶしどーっ？！
　ミスター・ブシドー？！　え、あの、恥ずか・・・。うん、そうか関係ないよね！！

　・多額の寄付をした女性
　留美、か、ルイス、か。　それでも、ソレほどまでにガンダムを憎むとは思えないんだけどな、ルイスは。それえとも何か吹き込まれたのかな、やっぱり。

　・マリナ姫とせっさん。
　マリナの誘いは、とても刹那を揺るがせる。そして、決心させる。でも、姫の国は、刹那にとって憎むべき国。きっと刹那はそんな事言わないだろうケド。刹那の国がなくなったのは姫の国のせい。姫のせいではないけれど、姫はそれを覚えてて言ってるのかな。姫と刹那の立ち位置はとても危うい関係。

　・手伝わされるサジ。
　たぶんイアンさんの思惑だと思う。全てを見せて、ＣＢがただ武力介入しているだけじゃないって事、ワケもなく引鉄をひているわけじゃないって事。そして、それを見てどう判断するかは、サジくん次第。ハロで遊ぶライルも子供みたいでかわいいのですが、イアンさんの口からティエの戦う理由が語られなかったのは、知らないからか、語れないからか。出来れば、彼の戦う理由は誰かに知っててもらいたいな。

　・スメラギさんとアレルヤ
　一緒に呑もうといいつつ、呑んでないアレルヤ。懺悔みたいな独白と。迷っているスメラギ。意味がなくちゃ、戦えないのかな。上手くは言えないけど、別にみんな戦争が好きで戦ってるわけじゃない。戦争をなくしたい、イオリアの思いに賛同して。それだけで戦っちゃダメなのかな。理由があれば戦っても良いというわけでも、ないと思う。

　・「ハレルヤがイキ・・・。」
　やっぱり、もう、いないのかな。どこへ行くというの？　ハレルヤはアレルヤの中から生まれた存在のはず。どこへも行かないと思っていたのに。ただ、アレルヤの中に帰るだけだと思っていたのに。やっぱり、もう、会えないのかな。アレルヤにとってハレルヤは大きな存在だったと思う。脳量子波はやっぱりハレルヤの力だったのかな。いまいち、脳量子波について分かりにくいな。　何をどこまで出来る力なんだろう。　もしかして、脳量子波＝もう一つの人格？

　・ティエの戦う理由
　昔なら否定してた。でも今は違う？　何かの為に、誰かの為に戦うのだね。でも、昔だってティエは戦う理由ちゃんと持ってたよ。

　・スメラギ出陣
　相手の先方を読むスメラギ。やはり、その能力はとても高くて。

　・戦い。
　やはり４機が揃って連携を取ると、これ以上ない位に強い。これは４年前にはなかった事。互いの能力を引き出す戦い方は、全てを凌駕する。
　そして、アヘッド。　うーん、武者みたいな。せっさん覚えてないの？　あちらは覚えてますよ？？　
　ソーマ。　やはり、ソーマは分からないのか。　機体のせいじゃない。それでもアレルヤのせいでもないと思う。迷いのせいだと思う。

　・ＯＰ＆ED
　まだ慣れない。見る度に悲しくて、胸が痛くて。泣きたくなる。

　・Ｃパート。
　出来れば、こんな風な表情を見せる彼は見たくなかった。確かにスメラギさんはビリーを利用していたのかもしれないけど。それでも、ビリーを頼ったのはなぜ？　敵対して、ともすれば自分の正体を知られるかもしれないのに、それでも頼れる人はビリーしかいなかったんじゃないかな。過去を捨て切れなくて、恋しくて。ビリーだって何も聞かなかったんじゃないかな、そして自分の思いを何も伝えていない、と思う。何も知らない二人が幸せになれるとは思えないし。僕の気持ちを踏みにじったというビリーは、きちんと伝えた事があるのだろうか。
　男は話さなくても見て理解してもらいたい。でも、女は話して理解したい。これは本質的な問題なのだけど、もっと時間があれば二人は幸せになれたと思うのに。ビリーはもうスメラギさんを憎んじゃったのかなぁ。